前回、【準備編】で「車に乗る前にしておきたいこと」を書きました。
今回は【路上編】です!
久しぶりの運転席はすごく緊張しますよね。
でも、かつてペーパードライバーだった自分が今は運転できているのは、紛れもなく、緊張しながらも練習した結果なんです。
とはいえ、いきなり路上での練習はおすすめできません。
スモールステップで少しずつ、自信と実力を身につけましょう!
【準備編】はこちら。
実は乗る前の決意がいちばん大切なんだ!
ペーパードライバー克服までのスモールステップ【路上編】
- STEP 1基本操作(直進/右左折/バック)の練習
- STEP 2自宅駐車場で車庫入れ練習
- STEP 3運転しやすいルートで路上練習
- STEP 4普段よく行く場所へ行ってみる
- STEP5距離を伸ばして乗る!乗る!!乗る!!!
STEP(1)基本操作(直進/右左折/バック)の練習
練習場所は広くて人気のない駐車場が最適です。
車両感覚を掴むため、白線が引かれている場所を選びましょう。
はじめは自宅駐車場から車を出すだけでも怖いのではないでしょうか。
同乗者に頼んで、練習場所まで車を移動してもらうことをおすすめします。
私は大きめの公園の第2駐車場まで主人に連れて行ってもらいました。
早朝・平日は利用者が少なくてガラガラ!
他の人を気にせずに、練習に集中できてよかったです。
到着したら、基本的な操作から練習しましょう。
今はほとんどがAT車です。
AT車はブレーキから足を離すだけで動きますよね。クリープ現象の時速は、約6.4km/hだそう。(参考:チューリッヒHP)
ペーパードライバーにはちょうどいい速さです。
最初はアクセルを踏まず、クリープ現象だけで車を動かしてみましょう。
私はこれを繰り返し、基本操作に慣れました!
はじめは車幅が全くわからず、バックの時にハンドルをどこまで回したか忘れて混乱しました…。
でも、ゆっくり操作するうちに、少~しずつわかってきます。
焦らなくても大丈夫ですよ♪
ミラーでの見え方を確認しよう。
車を降りて白線を確認するのも大事だよ。
面倒かもしれないけど、車両感覚をつかむ近道なんだ!
以下の動画は、ミラーをしっかり見せてくれるので参考になります。
動画の解説は便利ですが、あまりたくさん見ると、逆に混乱を招きます。
シンプルなポイントを押さえて、実際にやってみるのが大切です。
人気のない広い駐車場で、ゆっくり車を動かして基本操作に慣れよう。
STEP(2)自宅駐車場で車庫入れ練習
どこへ出かけるにも、自分の車を駐車場から出し入れする必要がありますよね!
基本操作に慣れてきたら、自分の駐車場で車庫入れの練習をしましょう。
教習所で「ポールの位置を覚えて駐車」していると、「実際ポールなんてない!」と泣きたくなりますよね。
でも、心配はいりません。
自分の駐車場で、「ポール代わりの目印」を探せばいいんです。
白線、フェンス、塀や柱、家や車との距離など…。
目印を決めて練習していると、駐車できるようになってくるよ!
よく、停車中にハンドルを全部回す据え切りはタイヤが傷む!と聞きます。
でも、初心者にはタイヤの減りを気にする余裕なんてないと思います。
そもそもタイヤは消耗品です。
ぶつけたときの怪我や修理代の方が、怖くありませんか?
少しずつ回しながら曲がれるようになるので、気にしないでおきましょう。
駐車練習程度で劇的にすり減るタイヤって…どんなの?
自宅駐車場はいつも同じ場所=目印を決めて練習しよう!
STEP(3)運転しやすいルートで路上練習
車の出し入れができるようになったら、駐車場から出てみましょう。
目的地に行って帰ってくるまでを練習します。
広い駐車場所がある、近場の公園やお店などを目的地にします。
事前に他人の運転やグーグルストリートビューで、行き方を予習しておくと安心ですね。
ナビがあれば、近場でも設定しましょう。
慣れないうちの運転はとても疲れます。
到着したらしっかり休憩をして、自宅駐車場まで帰りましょう。
ベストな環境で練習できなければ、無理せず休むのも大事です。
雨の日はセンターラインが見えにくくて苦手でした…。
夜間も視界が悪いですよね。
スピードが早くなると、情報の処理が追いつかないよ。
ゆっくり走ることを心がけて。
余計な情報を省くためにも、音楽はかけないでおこう!
簡単なルート&ベストなコンディションで路上運転に慣れよう!
STEP(4)普段よく行く場所へ行ってみる
ここまでできたら、普段生活する中で行き慣れた場所へ行ってみましょう。
はじめは空いている時間帯を選びます。
事前のルート確認もしっかり行いましょう。
右折信号のない交差点などでは、「今行くべき?」と迷いが生じるかもしれません。
でも、周りのドライバーは、あなたが運転に不慣れなことを知っています。
初心者マーク、つけてるよね!
危険なタイミングでの急発進は、周りを困らせてしまいます。
焦らず、ゆとりをもって曲がれるタイミングを待つのが正解です。
後続車が気になる場合は、広めの場所でウインカーを出して停車。
「お先にどうぞ」と追い越してもらおう。
いつものスーパーにスムーズに行けた時は、達成感で震えました。
勇気を出して頑張っているあなたは、本当にすごい!
周りの誰よりも輝いています。
車体まで光りそうなくらいに眩しい存在です!
頑張った自分を、たくさんほめてあげてくださいね。
自分をしっかり褒めて、成功体験を積み重ねよう。
STEP(5)距離を伸ばして乗る!乗る!!乗る!!!
普段の生活範囲で運転できるようになったら、少し遠くまで行ってみましょう。
私は30分、1時間と運転時間を伸ばしていきました。
慣れない道は必ず、運転技術に長けた同乗者と出かけましょう。
ストリートビューやナビがあれば、次第に1人でも遠出できるようになってきます。
だんだんドライブも楽しくなる頃でしょう。
しかし、運転は慣れてきた頃が危ないのも事実。
トラブルの対処法も頭に入れておき、初心を忘れずに運転しましょう。
セルフ給油、立体駐車場、コインパーキング、バイパス道路…。
はじめから無理と決めず、少しずつチャレンジしてみよう♪
【運転=怖いもの】から、【運転=楽しいもの】へ。
数々の経験はすべて、あなたの力になります!
しっかり計画を練って、楽しいドライブで経験を積もう。
トラブルの対処法も知っておこう。
【ステップアップ】高速道路は意外と運転しやすい
「一般道は運転できても、高速道路は怖い」という方は結構います。
でも実は、複雑な都市高速を除けば、意外に運転しやすくできているんです。
道幅が広い上に、ほぼ直進しか必要ありません。
車線変更をする必要もなく、左車線を走っているだけで大丈夫です。
サービスエリアで交代し、まずは一つの区間だけ乗ってみましょう!
教習所でも高速道路実習がありましたよね。
意外にあっさり済んで、ほっとした方も多いのでは?
個人的には【加速車線が短いバイパス】の方が嫌です…。
初心者最大の難関の合流については、以下のHPが参考になります。
まとめ ペーパードライバーは練習で必ず克復できる!
冷や汗をかきつつ、震える手でハンドルを握ってから10年。
あんなに恐怖を感じていたのに、いつの間にか、怖くなくなっていることに気づきました。
怖くてもあきらめずにがんばった当時の自分と、
練習につきあってくれた主人に、今とても感謝しています。
「ペーパードライバーになっちゃった!」と悲しむ必要はありません。
すでにあなには、免許を取得した実績があります。
練習すれば必ず、乗れるようになりますよ!
当サイトは、がんばるあなたを全力応援するよ!
ぜひ、安全に気をつけて練習してくださいね。
楽しいドライブで、素敵な思い出をたくさん作りましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございました。