

社宅と聞くと、「古そう」とか「人間関係が面倒くさそう…」と身構えてしまうかもしれません。
わかります…私も結婚後、社宅に入る時はとても不安でした!
これから社宅暮らしを始める新婚さんや、社宅か賃貸かで迷っている方の参考になれば嬉しいです。

社宅暮らしって実際こんな感じだよ♪
あるあるネタも織り交ぜてお送りします!
社宅のメリット3つ! 嬉しいことや良かったこと。
メリット 1 家賃が安い

社宅って、本当に家賃が安いです。
安すぎて人に言えない…というほどの家賃で住むことができます。
住む土地によりますが、一般的には10~50%の負担で済むようです。

月額10万円の物件に1万円で住める…なんてこともあってびっくり!
企業によっては、駐車場代や共益費は別途徴収になります。
また、自治会費も収める必要があります。
当然お金は貯めやすいので、社宅暮らし後に家を買う人も多いです。

結婚後の社宅暮らしは10年を超えました。
社宅のおかげで、将来キャッシュで中古マンションが買えるほどの資産が築けています。
主人の会社には家賃補助制度がないので、賃貸に住む場合は全額負担!
賃貸に住んでいたら、こんなに貯まらなかったでしょうね。
メリット2 住む場所に困らない

社宅は空きがあれば、すぐに住むことができます。
面倒な賃貸契約や更新はなく、敷金・礼金も払ったことがありません。
間取りや広さは土地や企業によるところが大きいです。
地方だと庭付き一戸建ての社宅もあります。

一度、社宅についての規約をしっかり確認しましょう。
会社側が火災保険料を負担してくれたり、数年で畳を替えてもらえる規約があったりもしますよ。

床や壁に傷があることも多いけど、その分、退去時の原状復帰条件がゆるい気がする…!
賃貸と同じく、経年劣化の破損は無償修理。いざという時の連絡先も調べておこうね。
メリット3 情報を入手しやすい

社宅は間取りや住人の共通点が多いことから人間関係が築きやすいです。
会社を通じて情報を得たり、質問や相談がしやすい環境にあります。
子育て世代も多く入居するので、家族ぐるみ・子供同士で仲良くなることも珍しくありません。

誰が住んでいるのか把握しやすいのもメリットですね。
私もたくさんの先輩にお世話になりました。
恩返しと言っては何ですが、後から入居される方に親切にするよう心がけています!

賃貸と大きく違うのは、入居前にどんな人が住んでいるかわかることかな。
家族構成がわかると、子供の学校等についても早めに聞けて助かるね。
社宅のデメリット3つ。困ったことや面倒なこと。
デメリット1 古い ※借り上げ除く

社宅だと、築30年以上は普通です。
特に、水回りが古くて狭かったり、間取りや構造に時代を感じたりします。

和室多めだったり、出窓があったりね!
出窓の掃除のしにくさと結露の多さといったら。。。

出窓はバブル時代の名残かな…。
あっ、コンセントに「National」の刻印を発見!

子供の頃、家に初めて来るお友達を呼ぶのはちょっと恥ずかしかったな~。
落ち着くー!とか広い!とかは言われていたけどね…。
もちろん、すべてが古くて住みにくいわけではありません。
定期的にリフォームや外壁の塗り直しが行われていて、びっくりするほど綺麗な社宅もあります。
古くても、狭くても、みんな工夫しておしゃれに暮らしています。
お友達のお宅に行くと、同じ構造なのに「雰囲気が全然違って素敵!」とか、「アイディアを真似したい!」と感動することもしばしばです。
デメリット2 住む場所が選べない

社宅は決まった場所にあるので住む場所が選べません。
しかし、ある程度の融通が効くことがあります。
「〇〇のエリアがいい」、「○階に住みたい」などの希望は遠慮せずに伝えましょう。
借り上げ社宅の場合は、自分で賃貸物件を探すことになります。
その場合でも間取り・通勤距離などの条件が決まっているはずです。

「2人暮らしは2LDK、子供がいれば3LDKまで」、
「バス停付近に住むこと」など。
一戸建てを借りている人もいたよ。
デメリット3 情報を得られやすい

良くも悪くも、社宅なので会社で出回った情報はすぐに広まります。
配置転換や人事異動(昇進、退職、転勤など)はもちろん、休憩時間などに夫が話したことを、思わぬ人が知っていることもあります。
休みの日でも顔を合わせることが珍しくないので、プライベートの確保やプライバシーが気になる人もいるでしょう。

人間、どうしても相性がありますよね。
苦手な人とはほどほどの距離感でお付き合いします。
そのせいか、あまり嫌な思いをしたことはありませんね。

転勤族ばかりの社宅では、入れ替わりがひんぱん。
仲良くなれば「あと少しでお別れなんて…寂しい」、微妙な関係なら「あと少しでお別れ…やった~!」って感じちゃう!
社宅に住むと、ごみ当番、自治会役員等の役割が与えられることがあります。
月に一回、年に一回などの割合で、社宅清掃やバーベキューなどの行事が行われることも。
自主参加、1家族ひとり参加、不参加は1,000円負担など、様々な決まりがあります。
【まとめ】社宅のメリットデメリットは表裏一体。うまく活用しよう!

最後に、これまでの内容をまとめてみました。
メリット | デメリット |
---|---|
安い | 古い※ |
住む場所に困らない | 住む場所が選べない※ |
情報を得やすい | 情報を得られやすい |
こうしてみると、メリットとデメリットは表裏一体なのかもしれません。
社宅に住むかは自由なので、どうしても合わない場合は賃貸という選択肢もあります。

お付き合いが苦手とか、ペットを買いたいと賃貸に住む人もいるよ。
とはいえ、経費削減のため、社宅制度を廃止する企業は増えています。
「社宅が用意されているだけ、恵まれている」のかもしれません。
実際に住んでみてから、賃貸に移るかを考えるのもありだと思います!

いろいろ書きましたが、私は社宅大好きです。
ぜひともお得な社宅制度の活用をご検討ください!
入居時の挨拶についての記事もあるので、参考にしていただけると嬉しいです♪